

オリジナル版「タクティクスオウガ」では、人間ユニットの性別によりチェンジできるクラスや能力に差があったが、
本作では男女問わず全てのクラスに就くことが可能。
全てのクラスに見直しをかけ、性別でクラスを限定することなくユニット育成の幅が大きく広がり、更に新クラスも追加されている。
これにより、また新たな戦略・戦術が生まれ、オリジナル版をプレイ頂いた方も全く新しい感覚でバトルを楽しめる。
「タクティクスオウガ 運命の輪」はベースとなるストーリーや各章の構成は、SFC版「タクティクスオウガ」の流れを引き継ぎながらも、
松野泰乙さんが手がけた新しいシナリオを体験することができる。
オリジナル版開発当時に入れることのできなかった各キャラクターの心情や台詞、サイドストーリーも追加。
テキスト量は当時よりも大幅に増強された。
物語の序盤から主人公の仲間になる「騎士ラヴィニス」をはじめ、オリジナル版に登場しなかった新たなキャラクターも複数登場する。
高さの概念を再現したマップを、ドットの雰囲気を残しながら完全3D化したことで、精密に描き込まれた美しいビジュアルを更に強化。
さらに、シナリオの追加、刷新のみならず、新キャラクター&新クラスの登場など、
様々なシステムを追加し、より遊びやすく、より濃く深い世界観を堪能できるようになった。
『本作では1つの視点でもプレイしやすいように(手前側は低く、奥側が高くなるように)バトルフィールドをデザインしていましたが、
それでも位置関係を把握するのは容易とはいえませんでした。
本作では、ハードスペックが上がったこともあり「見下ろし視点」を追加しました。
「ファイナルファンタジータクティクス(FFT)」のようにマップを自由に回転させることも可能でしたが、
マップ回転を実現するために戦場を縮小したり※ユニット数を減らすといった措置は本末転倒と考え、
最低限の機能に留めています。』
※FFTと比較すると戦闘フィールドの面積は4倍、ユニット数も最大2.5倍とその分だけハードのメモリや描画パワーを割く必要がある。